今日は、週に一度の友人たちとの畑作業。
拾った石で作ったかまどで、焼き芋を作るのがこの季節の楽しみ。
今年は、作ってたさつまいもが何者かに盗らてしまって買ってこざるを得ないが、
廃材や収穫した作物の茎を燃やして、炭を作りそこにサツマイモを直接入れる。
その横でウッドガスストーブで火をおこし、自宅で不要になったヤカンに水を入れお湯を沸かす。
その間に、農作業を行っておく。火の番担当が頃合いを見計らって焼き芋をチェック。
「焼き芋、焼けたよ〜」と火の番担当が教えてくれた。
先週、火加減間違えて炭化してしまったサツマイモだが、
今回は火加減を調整して、食べごろに焼けた。
畑の横に生えていた木が工事で伐採されたので、
その丸太を持ってきて簡易的にこしらえたベンチに座りながら、サツマイモをほうばる。
火力が少なく手こずっていたお湯も沸いたので
インスタントコーヒーを淹れる。
煙に気をつけながらベンチに座り、
コーヒーを飲みながら,メタバースの生み出す未来について語った。
「今度は、転がってる剪定枝を組み合わせて、三本脚の自在鉤もどき作ってヤカンぶら下げようか?」
「いやいや、竹をそのまま使ったほうがいいんじゃない?」
「やっぱり、かまどは2つあったほうが便利だよね」
「石と石の間に泥をつめたらより固定されるのでは?」
「泥で高さを合わせれば、水平取りやすいのでは?」
そこにある材料、そこにある道具で、
自分たちがよりよくできることはなにか?何ができるか?を考える。
モノを買ってくれば、そこで終わり、用は足りる。
時間と引き換えに失うのは、自分で考える・試行錯誤する・工夫するという体験。
結果が「うまくいく」、「うまくいかない」は関係ない。
うまくいけばよろこび、うまくいかなければ工夫して次を試す、
ただただ、それだけの体験。
自由に話し、自由に考え、自由に試す、これが僕たちのSOZO活動。